4K/60pパススルーにも対応
ソニー、2.1chサウンドバー「HT-CT370」− ディフューザーで広がりある音場を実現
ソニーは、2.1chサウンドバー「HT-CT370」を5月31日より発売する。価格はオープンだが、37,000円前後での実売が予想される。
本機は2013年6月に登場した「HT-CT660」(関連ニュース)の後継モデルとなる。新たにHDMI 2.0規格に準拠し、4K/60p信号のパススルーに対応。ワイヤレスサブウーファーやBluetoothといった特徴も継承している。
音質面での最大の特徴は、新開発「ディフューザー」の搭載だ。スピーカーユニットの前面にディフューザーを搭載することで物理的に音を拡散させ、広がりのあるサウンドを実現。より広範囲のスウィートスポットを可能にした。同社によれば「高さを出しつつ、広がり感や抜けの良さも損なわない音作りを目指したと」のことだ。
サウンドバー部はフルレンジ・ユニットをL/Rに1基ずつ搭載。ワイヤレスサブウーファー部は100×150mmユニットを1基搭載する。出力はサウンドバー部が85W×2、ワイヤレスサブウーファー部が100Wの合計270Wとなる。
音質機能としては、セリフを聴き取りやすくする「ボイスアップ」機能、深夜などの小音量再生時にも最適なバランスを可能とする「ナイトモード」機能を搭載している。
設置性にも改善を加えた。従来モデルに比べ薄型のボディを実現し、「平置き」「斜め置き」「壁掛け」の3種類の設置方法に対応。「平置き」時は高さ50mm、斜め置き時は高さ74mmに抑えることで、サウンドバーがテレビ画面を隠すことを防いでいる。
加えて、IRリピーター機能も採用。テレビのリモコン受光部を隠してしまった場合でも、IRリピーター経由でリモコン信号をテレビに送ることができる。
サブウーファーは従来モデルに引き続きワイヤレス接続となるが、本機ではさらに縦置き、横置き両方の設置が可能となった。ソニーのシアター製品で縦置き、横置きのどちらにも対応したワイヤレスサブウーファーは初とのことだ。
カラーバリエーションについては、従来モデルは1色展開だったが、本機はブラックとシルバーの2色を用意している。
HDMI入力は3系統、HDMI出力は1系統を用意。前述のHDMI 2.0対応による4K/60pパススルーに加え、3D信号の伝送、ドルビーTrueHDやDTS-HDマスターオーディオのデコードにも対応。リニアPCM 5.1ch/7.1chの伝送も可能だ。そのほか、光デジタル音声入力を1系統、アナログ入力(ステレオミニ端子)を1系統搭載している。
同社製のテレビなどと連動操作ができるBRAVIAリンクに対応。他社製品との組み合わせ時において電源連動などが可能となるCECにも準拠している。
Bluetoothはver3.0で、プロファイルはA2DPとAVRCP1.3に対応。コーデックはSBCに加えてAACにも対応し、iPhoneやiPadなどの音源もより高音質にBluetooth再生することができる。NFCによるワンタッチでのペアリングも可能だ。
入力されたコンテンツごとに自動で最適なサウンドモードを選んでくれる「ClearAudio+」も搭載。リモコンの「ClearAudio+」を押すだけで、最適なサウンドモードを自動選択してくれる。なお、これまでのEPG情報にテレビ番組ごとのサウンドモード選択に加え、ディスクの判別(2ch音源なら「MUSIC」、24p映像なら「MOVIE」)、PS4(「GAME」を自動選択)やBluetooth(「P.Audio」を自動選択)の自動判別も可能となった。
Android/iOS用アプリ「SongPal」を用いれば、本機の音量調整や入力切り替え、サウンドモード切り替えをスマートフォンやタブレットから行うこともできる。なお、アプリはBluetooth接続によるコントロールとなる。
また、同社の液晶テレビBRAVIAのリモコンから、音量の調整サウンドモードの変更、入力切り替えを行うことができる。その際は、ネットワーク接続したBRAVIAと本機をHDMI接続することが前提となる。
リモコンはレイアウトをリニューアル。新たにリモコンで±6段階でサブウーファーの音量調整が可能な「SW調整」、SCEのサウンドエンジニアの意見を反映してゲームに最適化したモードである「GAME」ボタンを搭載。「ボイス切り替え」「ナイトモード」ボタンも追加された。
外形寸法/質量は、サウンドバー部が900W×50H×113Dmm/2.4kg(スタンドなし時)、サブウーファー部が135W×361.5H×394Dmm/7.0kg。
本機は2013年6月に登場した「HT-CT660」(関連ニュース)の後継モデルとなる。新たにHDMI 2.0規格に準拠し、4K/60p信号のパススルーに対応。ワイヤレスサブウーファーやBluetoothといった特徴も継承している。
音質面での最大の特徴は、新開発「ディフューザー」の搭載だ。スピーカーユニットの前面にディフューザーを搭載することで物理的に音を拡散させ、広がりのあるサウンドを実現。より広範囲のスウィートスポットを可能にした。同社によれば「高さを出しつつ、広がり感や抜けの良さも損なわない音作りを目指したと」のことだ。
サウンドバー部はフルレンジ・ユニットをL/Rに1基ずつ搭載。ワイヤレスサブウーファー部は100×150mmユニットを1基搭載する。出力はサウンドバー部が85W×2、ワイヤレスサブウーファー部が100Wの合計270Wとなる。
音質機能としては、セリフを聴き取りやすくする「ボイスアップ」機能、深夜などの小音量再生時にも最適なバランスを可能とする「ナイトモード」機能を搭載している。
設置性にも改善を加えた。従来モデルに比べ薄型のボディを実現し、「平置き」「斜め置き」「壁掛け」の3種類の設置方法に対応。「平置き」時は高さ50mm、斜め置き時は高さ74mmに抑えることで、サウンドバーがテレビ画面を隠すことを防いでいる。
加えて、IRリピーター機能も採用。テレビのリモコン受光部を隠してしまった場合でも、IRリピーター経由でリモコン信号をテレビに送ることができる。
サブウーファーは従来モデルに引き続きワイヤレス接続となるが、本機ではさらに縦置き、横置き両方の設置が可能となった。ソニーのシアター製品で縦置き、横置きのどちらにも対応したワイヤレスサブウーファーは初とのことだ。
カラーバリエーションについては、従来モデルは1色展開だったが、本機はブラックとシルバーの2色を用意している。
HDMI入力は3系統、HDMI出力は1系統を用意。前述のHDMI 2.0対応による4K/60pパススルーに加え、3D信号の伝送、ドルビーTrueHDやDTS-HDマスターオーディオのデコードにも対応。リニアPCM 5.1ch/7.1chの伝送も可能だ。そのほか、光デジタル音声入力を1系統、アナログ入力(ステレオミニ端子)を1系統搭載している。
同社製のテレビなどと連動操作ができるBRAVIAリンクに対応。他社製品との組み合わせ時において電源連動などが可能となるCECにも準拠している。
Bluetoothはver3.0で、プロファイルはA2DPとAVRCP1.3に対応。コーデックはSBCに加えてAACにも対応し、iPhoneやiPadなどの音源もより高音質にBluetooth再生することができる。NFCによるワンタッチでのペアリングも可能だ。
入力されたコンテンツごとに自動で最適なサウンドモードを選んでくれる「ClearAudio+」も搭載。リモコンの「ClearAudio+」を押すだけで、最適なサウンドモードを自動選択してくれる。なお、これまでのEPG情報にテレビ番組ごとのサウンドモード選択に加え、ディスクの判別(2ch音源なら「MUSIC」、24p映像なら「MOVIE」)、PS4(「GAME」を自動選択)やBluetooth(「P.Audio」を自動選択)の自動判別も可能となった。
Android/iOS用アプリ「SongPal」を用いれば、本機の音量調整や入力切り替え、サウンドモード切り替えをスマートフォンやタブレットから行うこともできる。なお、アプリはBluetooth接続によるコントロールとなる。
また、同社の液晶テレビBRAVIAのリモコンから、音量の調整サウンドモードの変更、入力切り替えを行うことができる。その際は、ネットワーク接続したBRAVIAと本機をHDMI接続することが前提となる。
リモコンはレイアウトをリニューアル。新たにリモコンで±6段階でサブウーファーの音量調整が可能な「SW調整」、SCEのサウンドエンジニアの意見を反映してゲームに最適化したモードである「GAME」ボタンを搭載。「ボイス切り替え」「ナイトモード」ボタンも追加された。
外形寸法/質量は、サウンドバー部が900W×50H×113Dmm/2.4kg(スタンドなし時)、サブウーファー部が135W×361.5H×394Dmm/7.0kg。